ベータブロッカー配合の緑内障点眼は 朝点眼すべきか、夜点眼すべきか

最近ちらっとみた雑誌によると、「ベータブロッカー配合緑内障点眼は朝に点眼する方が、眼圧の1日の変動を抑えられるので、効果的だろう。」とのことでした。

木村も、基本、そのように説明していました。

院内処方の「トラチモ(トラボプロストとチモロール(ベータブロッカーに属する)の配合点眼)」は夜に点眼をしてもらっている患者さんが多いかと思います。もともと、夜に点眼していた、トラボプロスト点眼から切り替えて強化する場合が多いので、その流れのまま、夜点眼のままとしていることが多いです。副作用で充血するので、朝から充血するのは困るだろうとの考えもあります。

今後は、トラチモ点眼に関しては「目覚まし→点眼→10分目を閉じる→起きて活動」が支障なくできる患者様には、そのような点眼方法を提案してみたいと思います。

朝でも、夜でも、毎日、点眼し忘れない時間に24時間ごとに点眼しやすい時間に点眼できることが最重要です。