北市先生が NIKKEI STYLE にでてました

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO54402470V10C20A1000000?page=2

NIKKEI STYLE は リンク自由らしいので、のっけてみました。北市先生はアスタキサンチンにも造詣が深く、数年前ですが、講演会でお見かけした時にアスタキサンチン関連の質問などさせていただいたところ、立ち話でしたが、ビタミンDのインフルエンザ予防効果など含め色々教えていただきました。北海道医療大学の病院長をされています。

記事本文では、アスタキサンチン 1日 6 mg 内服 で 調節力が 50 % アップするという研究結果が掲載されています。現在当院であつかっているアスタキサンチンのサプリメントは1カプセルで8mg(フリー体換算値)と記載あります。数年前、アスタキサンチンの量が増えるように改良されていたと記憶しています。個人の実感としても、アスタキサンチンの調節力改善効果は感じます。

ルテイン、ゼアキサンチン といったカロテノイドによるブルーライトに対するフィルター効果も書かれていました。

私、知らなかったのですが、ルテイン、ゼアキサンチン、メソゼアキサンチン 3種のカルテノイドで眼精疲労だけでなく睡眠の質の改善もみらるとのことです。

ところで、近視進行抑制効果が動物実験でははっきり示されている、クロセチンもカルテノイドの仲間です。

ポリフェノールの仲間のアントシアニンの眼精疲労改善効果や夜、見えやすくなる効果、緑内障の進行抑制効果にも言及されていました。

色々な報告がありますが、緑内障はやはり、サプリメントで治る、というわけでは決してないですが、抗酸化物質を摂取する事によって一定の抑制効果は期待できるのだとは思います。抗酸化物質とは何か、というとアスタキサンチン(抗酸化作用最強)、ルテイン、ゼアキサンチンなどのカロテノイド と アントシアニン・レスベラトロール・カテキンなどのポリフェノールの類です。

お食事中の方は以下は読まないでください。アスタキサンチンを大量に内服すると、便が赤っぽくなります。アントシアニンは便が黒くなります。消化管出血と間違えられるくらい、真っ黒な便です。原因がわからない間不安になりましたが、休薬したら、いつもの色に戻りました。そして、私以外の人でこう言っている人はいないのですが、私はオプティバリアレチナサポート(アントシアニン含有)を内服すると便秘がちになるように感じるので、多めの水を飲んだりして、対策しています。

個人の感想ですが、当院であつかっているサプリメントの中では、アスタリールアクト2(アスタキサンチン)が最もピント調節改善効果があるような気がします。

オプティバリアレチナサポートは眼精疲労改善効果に加え、加齢黄斑変性の予防効果を期待して使用することも多いです。アントシアニンも含まれていますが、ルテインの含有量も1日量6カプセルで20mgとしっかり入っており、加齢黄斑変性の予防効果が確かめられたルテイン1日10mgなどの倍量あるので、私は一日2カプセルほど摂取しています。ルテインには暗所コントラクト感度を向上する効果があるので、低コントラスト視力が改善するか院内で実験してみたことがあるのですが、1ヶ月くらい、一人の職員と、クロスオーバーで飲んでみましたが、有意差は出ませんでしたが、個人的にはルテイン内服すると「すすきののネオンがクッキリ見える」気がしています。

白内障進行予防のためには、私は赤ワイン(ポリフェノールの仲間のレスベラトロール・アントシアニン)や、あつかっているサプリメントではウェルビジョン(ルテイン20mg と ポリフェノールの仲間の菱エキス による抗糖化作用が白内障進行予防に関与するそうですが)をおすすめしています。

私はここ数年は大抵、アスタリールACT2 オプティバリアレチナサポート ウェルビジョン を 朝晩にローテーションで 1Cー 2Cー 1C で 内服しています。アンチエイジング効果はあったでしょうか。実際よりは若く見えるのではないかと自分では思っているのですが、白髪は普通に増えてきました・・・まあ、気にしませんが。